ツイッターの利用者が5億人を超える、フェイスブックに次ぐ規模に―中国メディア

2012年7月31日、中国のニュースサイト・新浪科技によれば、短文投稿サイト「Twitter」（ツイッター）のユーザー数が5億人を超えたことを、フランスの調査会社Semiocastが報告書で明らかにした。

【その他の写真】

それによれば、Twitterのユーザー数は2012年7月1日の時点で5億1700万人。交流サイト最大手・Facebook（フェイスブック）の約半数にあたり、ソーシャルネットワークサービス（SNS）としてユーザー数第2位。うち米国のユーザー数は1億4180万人。大半のユーザーが米国以外に居住しているのと同じく、ツイートも外国から発信されることが多く、ツイート数の上位3都市はジャカルタ、東京、ロンドン。日本語でのツイートは英語に次いで多く、全体の10．6％を占めた。同社が6月の1カ月間に送信された計10億5800件のツイートを分析した。

Semiocastによれば、ツイートが最も活発な都市のひとつに東京を挙げるが、東京をはじめとする日本はすでに市場の伸びしろが少なく、韓国市場も日本と同様に成長ペースが緩やかなものとなっている。ユーザー数が最も多い米国ユーザーが全ユーザーに占める割合も低下しているが、その一方で発展途上国では市場の伸びが著しく、Facebookと同じく市場の中心が新興諸国に移りつつあるという。（翻訳・編集/岡田）