Record China 2018年8月14日(火) 7時50分
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10日、鳳凰網に、「マレーシアが突然日本に秋波、中韓は準備十分も、日本が高速鉄道受注?」と題する記事が掲載された。資料写真。
2018年8月10日、鳳凰網に、「マレーシアが突然日本に秋波、中韓は準備十分も、日本が高速鉄道受注?」と題する記事が掲載された。
記事は、マレーシアのマハティール首相が同国のクアラルンプールとシンガポールとをつなぐ高速鉄道計画を中止ではなく延期であると発言したことについて、「今後、新たに入札を行う可能性があり、これは特に日本に大きな希望をもたらすものだ」と指摘した。
その上で、今月7日、訪日したマハティール首相がJR九州の研修施設を視察したことに触れ、「日本の新幹線システムの正確性や天気への順応性を称賛した」と紹介。「新幹線方式の導入について、以前はマレーシアの態度はあいまいだったが、今や国内で議論が沸いている」とした。
さらに、日本メディアが同プロジェクトについて「アジア初の国をまたぐ路線で、初めて国際入札が行われる東南アジアの鉄道プロジェクト。アジアの鉄道建設のモデルとなる」と評価していたことを紹介し、その重要性を強調した。
続けて「日本の他にも、中国、韓国、欧州の企業が受注を狙っている。マハティール首相は今のところ日本の新幹線を手放しで称賛しており、しかも2カ月に2回訪日していることから、日本は受注への強い自信を見せている」と伝えた。
一方で、「日本に現在、この高速鉄道を建設できる能力があるかと聞かれれば、依然として大きな疑問符が付く」と指摘。近年、日本企業に不正が相次いでいることを「製造神話の暗黒時代」とやゆし、日立が受注した英高速鉄道の車内で水漏れが発生したこと、新幹線の台車に亀裂が入った事故などを紹介。「日本の実力が低下していることは疑いようがない」と論じている。(翻訳・編集/北田)
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