<中国旅游>海上仏国、普陀山―シリーズ・中国四大仏教名山(4)

Record China    2012年7月26日(木) 18時17分

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25日、山西省の五台山、四川省の峨眉山、安徽省の九華山と浙江省の普陀山から成る中国仏教4大名山。シリーズ「中国四大仏教名山」、第4回は「普陀山」をご紹介する。

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2012年7月25日、山西省の五台山、四川省の峨眉山、安徽省の九華山と浙江省の普陀山から成る中国仏教4大名山。シリーズ「中国四大仏教名山」、第4回は「普陀山」をご紹介する。

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普陀山(ふださん)は東シナ海の舟山群島にあり、全島面積は12.5平方キロメートル。中国四大仏教名山のうち唯一、海上に浮かぶ聖地であり、「海上仏国」と呼ばれる。観音菩薩が祭られ、観音霊場として知られる。

島内には普済寺(ふさいじ)、法雨寺(ほううじ)、慧済寺(けいさいじ)などの名勝がある。この三つの寺を中心に、大小の寺院と多くの観音菩薩にまつわる遺跡が存在している。僧侶の数も多く、盛んに法要が営まれている。最大の普済禅寺の境内には元代(1271〜1368年)に建立された白亜の多宝塔が建ち、ひときわ目を引く。全山で第2位の禅寺とされる法雨寺はクスノキの巨木が境内を覆い、古刹(こさつ)の風格が感じられる。慧済寺は島内で一番高い雲霧山の山頂にあり、アップダウンを利用した独特の構造をしている。正門に至る参道も、細長い石垣に風情を感じる。

また、1997年に新たに建てられた南海観音の巨大な像が海辺で輝く。高さ33メートルの金銅仏で、慈悲深い尊顔で参拝の信者を迎えている。ここから南側へ見渡す海は絶景である。ほかには「磐陀石(ばんだんいし)」、「二亀聴法石(にきちょうほういし)」「説法台石(せっぼうだいいし)」などの奇岩が点在し、美しい浜辺と山が海に映える。ここでは仏教の魅力を感じられると同時に、避暑地として夏季には特に旅人を引き付けるシーズンとなる。

※本記事は楽旅中国(らくたびチャイナ)の特別提供。楽旅中国は、中国青年旅行社(CYTS)傘下で展開する中国旅行専門の日本語オンラインサービスです。

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