Record China 2018年8月9日(木) 11時50分
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8日、韓国・聯合ニュースは、大韓航空とアシアナ航空の旅客機の出発遅延が相次いでいると報じた。写真は大韓航空機。
2018年8月8日、韓国・聯合ニュースは、大韓航空とアシアナ航空の旅客機の出発遅延が相次いでいると報じた。
記事によると、大韓航空では7日午後11時25分(現地時間)にマレーシアのクアラルンプールを出発した仁川(インチョン)行きKE672便が、機体の欠陥により上空で引き返す事態が発生した。これにより出発時刻が予定より14時間10分ほど遅れ、乗客261人が不便を強いられた。なお、その後代替便が用意されたという。
またアシアナ航空では、7日午後6時50分に仁川から成田に向かおうとしていたOZ108便の出発が12時間遅れた。アシアナ航空側は「出発前に機体の欠陥を知らせるメッセージがあり運航に支障をきたすと判断した」と説明。これにより乗客らは機内に2時間ほど待機することとなり、一部からは「猛暑の中、食事や飲み物もなく長時間機内に閉じ込められていた」「出発できないのなら、乗客を降ろすべきではないか」との抗議もあったという。欠陥はその日のうちに解決したというが、成田空港の運航制限時間の関係で乗客138人は近くのホテルで1泊し、翌日の8日午前7時に出発したという。
これを受け、韓国のネット上では「それでも安全第一だから」「遅延になっても安全を優先すべき。壊れた飛行機でも定時出発しろって?」と「安全」を唱える声が相次いでいるが、一部からは「安全第一だけど、出発前に最高の飛行状態にして運航するのが航空会社の責務」と厳しい声も上がった。
問題のアシアナ便に搭乗していたと思われるユーザーからは「7歳と5歳の子どもと乗っていたけど、エアコンも効かない機内で4時間以上待たされるのは本当に苦痛だった。問題があったのなら、初めから搭乗させるべきではない。子どもは『暑い』『お腹すいた』と泣くし、地獄のような時間だった」とのコメントが寄せられるなど、当時の状況はかなり大変だったようだ。(翻訳・編集/松村)
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