Record China 2018年8月6日(月) 16時50分
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3日、台湾メディアETtodayによると、台湾の蔡英文総統が「台湾の経済成長は韓国を上回っている」と発言した。写真は蔡総統のフェイスブックより。
2018年8月3日、台湾メディアETtodayによると、台湾の蔡英文(ツァイ・インウエン)総統が「台湾の経済成長は韓国を上回っている」と発言した。
蔡総統は3日夜、11月の統一地方選挙に向け、台北市長選に立候補する姚文智(ヤオ・ウエンジー)氏や27人の市会議員候補者の公認セレモニーに出席し、演説を行った。
蔡総統は集まった支持者らに対して「この2年間、われわれは本当に多くのことを行ってきた」と語り、年金や税制の改革、住居、高齢者ケア、育児関連の成果を列挙するとともに「われわれが約束したことは必ずやる。ぜひ信じてほしい」と呼び掛けた。
経済面に関しては「多くの人が台湾をアジア四小龍の最下位、あるいは四小龍にさえなれていないと言う。しかし、私たちの経済成長は韓国を上回っている。あらゆるデータから、今の台湾経済が国民党政権時よりも良いことが明らかになっている。2年余りの努力が徐々に成果となって表れている」としている。
また、現在議論が再燃している原子力発電所の問題について蔡総統は「2年前に引き継いだ際、まだ夏の電力不足への懸念があった。国民党はこれを理由に2025年に原発を廃止するという政策を批判しているが、国民党が掲げているのは『原発でクリーンエネルギーの発展を支える』のではなく、『原発でクリーンエネルギーを抑え込む』ことだ」と国民党の姿勢を批判した。
そのうえで「この2年でソーラーパネルは倍に増えたが、これは国民党が8年かかった成果と同じだ。近頃はとても暑いが、電力は不足していない。今の電力バックアップ容量は十分だ。安定した電力供給を、私たちが実現した」と語った。(翻訳・編集/川尻)
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