Record China 2018年12月16日(日) 17時0分
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13日、韓国メディアは、韓国の小中高生の希望職業が変化していることを報じた。ユーチューバーやビューティーデザイナーが10位圏内に入ったという。写真はサッカー韓国代表。
2018年12月13日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の小学生の憧れの職業の順位に変化が起きている。科学者が10位圏外になった代わりにユーチューバー(ユーチューブの動画再生により得られる広告収入を主な収入源として生活する人)が初めて10位圏内に入り、教師は5年ぶりに1位から外れ、スポーツ選手が1位に選ばれたという。
記事によると、韓国の教育部と韓国職業能力開発院が全国1200の小中高校の生徒2万7265人と保護者1万7821人、教員2800人を対象に、今年6~7月にかけて小中学校進路教育現況調査を行った結果が13日に公開された。調査の結果、小学生の憧れの職業1位はスポーツ選手、2位は教師、続いて医者、調理師、ユーチューバー、警察、法律専門家、歌手、プロゲーマーが挙げられた。ユーチューバーが小学生の憧れの職業10位に入るのは初めてで、昨年とおととしに10位圏内に入っていた科学者は12位に下がった。
中学生の希望職業は教師が1位で、警察、医者、運動選手、調理師、ビューティーデザイナーがその後に続いた。高校生の希望職業の1位は中学生と同じく教師で、次いで看護師、警察官、ビューティーデザイナー、軍人、建築家などが挙げられた。中高校生ともにビューティーデザイナーが新たに10位以内に入った。ビューティーデザイナーとは、ヘアデザイナー、メイクアップアーティスト、ネイルアーティスト、タトゥーアーティスト、ビューティーマネージャーなどを指す。調査関係者は、これらを志望する学生が最近増えたと説明したという。
この調査結果について韓国のネットユーザーは「教師、看護師、警察官?普段そういう職業の人に対する態度とは全然違う結果で疑わしくなってしまう」「それでもまだ科学者関係の仕事が挙がっていて幸い。小学生が科学者を夢見ない国はそれこそ希望のない国だ」「ただ単にテレビでよく見る職業ばっかり」「小学生にとってはユーチューバーが芸能人だよね」「夢のある国なのか疑問に思う」など、さまざまなコメントを残している。(翻訳・編集/仲野)
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