Record China 2018年8月6日(月) 17時20分
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猛暑が続く韓国で、仁川国際空港に毎日1万人を超える高齢者が避暑にやってくる現象が起きている。写真は仁川国際空港の高齢者。
2018年8月6日、環球時報によると、猛暑が続く韓国で、仁川国際空港に毎日1万人を超える高齢者が避暑にやってくる現象が起きている。
記事は韓国メディア・ニューシスの5日付報道を引用。史上最強の暑さで、外の温度が40度近いなか、空港内は24~26度に保たれており、空港施設が高齢者の格好のたまり場になっているという。特に、今年1月にオープンした仁川空港第2ターミナルにやってくる高齢者の数は多く、出発ロビーや飲食施設、バスの待合室などは高齢者でいっぱいだという。
ソウル市内と同空港を結ぶ空港鉄道の統計によると、7月に同鉄道を利用した65歳以上の高齢者数は53万3030人、1日平均1万7194人で、昨年よりも大きく増えた。同市内から空港に涼みにやってきた83歳の市民は「毎日午後3時を過ぎると、ここは高齢者でいっぱいになる。今年の夏は酷暑なのでみんなここに来て涼みながらおしゃべりする」と語っているそうだ。
一方で、空港の利用者からは不満の声が出ているようだ。空港まで知人を迎えに来た市民は「暑さ凌ぎでやってくるのは分かるが、長時間飲食施設の座席を占拠する高齢者が多すぎる」と漏らした。また、同空港第2ターミナルの関係者によると、高齢者と乗客、そして高齢者同士の言い争いがしばしば起きており、空港の管理秩序に大きな影響を与えているという。(翻訳・編集/川尻)
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