中国が資金流出の取り締まりを強化、海外投資が減速、不動産も買えず―米華字メディア

Record China    2018年8月4日(土) 6時10分

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資金の海外流出を抑止するため、中国外貨管理局が取り締まりを強化している。写真は米バッファロー。

2018年8月2日、米華字メディア・世界日報によると、中国の外貨管理機関・中国外匯管理局が、資金の海外流出を抑止することを目的に取り締まりを強化している。

家族の海外移住、闇銀行の利用、国内保証付の海外貸出、貿易取引や中継貿易でっち上げが不正な資金流出の主要手段となっており、中国外匯管理局は取り締まりを強化するとともに、27件の典型的な手口を不正として通達した。

不動産専門家によると、中国政府が資金流出への規制を強化したことで、顧客の多くが不動産売買に必要な資金を確保できなくなっており、現地中国系の間で不満の声が高まっているという。

海外に移住した家族の口座には以前は1人につき年5万ドルまで送金でき、分散させれば相応の金額を送金できたが、現在ではその基準が厳しくなり、不正な送金でなくとも条件によって不正な送金と見なされやすくなり、摘発されてしまう可能性も大幅に高まったという。(翻訳・編集/岡田)

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