絶滅危惧種の「チンハイイボイモリ」、日本への密輸が発覚、1匹11万円で販売―浙江省

Record China    2012年7月19日(木) 15時35分

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18日、中国で絶滅危惧種に指定されているイモリ科の「チンハイイボイモリ」が日本に密輸され、ペットショップで販売されていたことが分かり、波紋を呼んでいる。

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2012年7月18日、中国で絶滅危惧種に指定されているイモリ科の「チンハイイボイモリ」が日本に密輸され、ペットショップで販売されていたことが分かり、波紋を呼んでいる。浙江在線が伝えた。

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日本のペットショップで売られていることを告発したのは、オランダの著名な学者、Max Sparreboom博士。友人である四川師範大学の侯勉(ホウ・ミエン)教授にメールで知らせた。売られていたのは2匹で、1匹1400ドル(約11万円)の値がついていたという。チンハイイボイモリは国外への輸出が禁じられていることから、密輸されたものとみられる。

チンハイイボイモリは1500万年前から生息しており、「国家二級重点保護野生動物」に指定されている。体長は7〜8cm。2010年の時点で地球上にわずか500匹しかいないことが確認されており、ジャイアントパンダよりも絶滅の危機が高い。1932年に浙江省寧波市の鎮海県(現在の北倉区)で発見された。(翻訳・編集/NN)

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