Record China 2018年8月4日(土) 21時0分
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日本全旅遊は7月30日、日本旅行へ行くにあたって知っておくと良い日本の暗黙のルールについて紹介する記事を掲載した。10カ条を挙げている。資料写真。
日本全旅遊は7月30日、日本旅行に行く場合には知っておくと良いとして、日本における暗黙のルールを紹介する記事を掲載した。10カ条を挙げた。
まずひとつ目に「自己紹介時のお辞儀」を挙げた。「自己紹介時のお辞儀の角度は相手によって異なる」と紹介。「友人の場合は30度のお辞儀でよいが、オフィスで地位の高い人に自己紹介する時は70度のお辞儀が必要だ。角度は相手の立場と状況によって異なる」とした。また、相手の呼び方も、後ろに「さん」をつけるのが礼儀で、相手によっては「さま」が必要だとした。
ふたつ目は「テーブルマナー」とした。注意事項として、酒が注がれてもすぐには飲まず、乾杯の音頭をとるまで待つ必要があること、多くのレストランではおしぼりが出るが、手を拭いた後きれいにたたんで端に置いておくべきこと、麺を食べるときは音を出してすすること、食べ始める前に「いただきます」と言うことを挙げた。
3つ目は「チップ」とした。日本にはチップの習慣がないため、チップを残すと誤解され、わざわざ返しに追いかけてくると説明した。4つ目は「箸の使用」で、日本人の中には日本人しか箸を使えないと思っている人がいるため、箸を使える外国人を見ると不可思議に思うが、このような反応を見ても驚かないようにと注意を促した。
5つ目は「靴を脱ぐ習慣」だ。「日本の旅館などでは靴を脱ぎ、中ではスリッパを履く必要がある」と紹介し、トイレではトイレ用のスリッパに履き替える必要もあること、畳には決してスリッパを履いて上がってはいけないことを伝えた。6つ目は「マスク」とした。日本ではマスク着用者が非常に多く、花粉や病原菌を防ぐためだったり、表情を隠すためだったり、小顔の効果があって神秘的に見せることができるなどの理由からマスクをしていると紹介した。
7つ目は「全体主義」だ。「西洋では個人を強調するのに対し、日本は集団を強調する」と紹介。従って日本では個人主義の傾向を抑え、周囲に合わせる必要があり、食べ歩きの際や公共の交通機関内で電話をすることは控えるべきだとした。8つ目は「入浴」で、今でも多くの公衆浴場がある日本では、まず体を洗ってから浴槽に入るべきで、個人の家に招かれると夕食前の入浴を勧められるが、決して風呂水を汚してはならないと注意した。
9つ目には「英語での交流」を挙げた。日本人は外国人に対して英語で交流しようとするが、相手がどの国の人で英語を話せるかどうかにかかわらず、日本人は限られた英語力で交流しようとするとした。最後は「安全」だ。日本人は犯罪を非常に恐れていると指摘し、日本でも暴力や強盗、詐欺などがあるが、それでも「犯罪率は低く、終電に乗り遅れても公園のベンチで一夜を明かすことができ、5歳の子どもでも1人で1キロ先の学校へ歩いて行ける」と論じた。(翻訳・編集/山中)
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