かけ声倒れも少なくない中国エコシティの真実、省エネに興味がない中国人―米紙

Record China    2012年7月17日(火) 17時54分

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15日、米紙・USAトゥディは記事「中国が盛んに建設するエコシティ」を掲載した。話題となっているエコシティだが、建設が中断されたり、あるいはかけ声倒れで終わったりしているケースも少なくない。写真はエコシティの一つ、天津生態城。

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2012年7月15日、米紙・USAトゥディは記事「中国が盛んに建設するエコシティ」を掲載した。16日、環球時報が伝えた。

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温室効果ガス排出量世界最多の中国で、エコシティがブームになっている。エコシティとは、再生可能エネルギーの利用や自然との融和をうたい文句にした市街区。しかし、中国では省エネよりも、コストパフォーマンスと人体の健康が重視されるのが現状。シックハウス症候群が発生しない建材や内装、水道水の水質保証、節水型トイレなどがうたい文句となっているケースもあるという。

ここ数年、エコシティは中国のホットトピック。全土で200カ所を超えるエコシティの建設が進められていると報じられてきた。しかし、実際には一部のプロジェクトは建設中止に追い込まれているほか、特に新しい試みもないのに開発業者がエコシティと宣伝しているケースもある。また、環境と融和する名目で作られたルーフトップガーデンが、汚染された空気と土、そして干ばつにより枯れ果ててしまったケースもある。(翻訳・編集/KT)

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