Record China 2007年3月6日(火) 15時7分
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2007年3月5日、北京市人民大会堂では「両会」(中国人民政治協商会議と全国人民代表大会)が行われている。2007年秋の共産党中央指導部人事異動の動向も話題になっており、有力候補者として、遼寧省の李克強(リー・カーチアン)書記の名が挙がっている。
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2007年3月、北京市人民大会堂では、3日に「中国人民政治協商会議」が、そして5日に「全国人民代表大会」が開会した。
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毎年この時期に開かれるこの2つの会議は通称「両会」と呼ばれ、中国の重要な政策が発表される場ということで、世界中から多くの報道関係者が集まってくる。現在北京市には、2000人もの海外報道関係者が滞在中で、特に2007年秋に行われる、「共産党中央指導部の人事異動」についての動向を追っている。
その中で、現在一番注目を集めている人物は、『Newsweek』アジア版「明日のスター」ページで紹介された、遼寧省の李克強(リー・カーチアン)書記だ。中国国家主席・胡錦濤(フー・チンタオ)の有力後継者と見られる李書記は、メガネをかけ優雅な雰囲気を持つ。海外記者に「明日のスター」ページで紹介された感想を聞かれた李氏は、「申し訳ありません。みなさんに感謝しています!」と答えるだけで、具体的なことは何も返さなかった。また、ポスト温家宝(おん・かほう)と言われる商業部部長の薄煕来(バオ・シーライ)も注目を集める一人だと言えるだろう。記者からの質問を受けた薄氏は、「何も話すことはありません。私は “明日のスター”ではありませんよ」と淡々とした笑顔で挨拶をし、その場を離れていった。(編集・饒波貴子)
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