人民網日本語版 2018年7月31日(火) 18時10分
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海南国際仲裁裁判所が29日、海南省海口市に設立された。写真は西沙諸島。
海南国際仲裁裁判所が29日、海南省海口市に設立された。これは今年初めに深セン国際仲裁裁判所が理事会を中心とする法人ガバナンス制度を構築したのに続くものだ。中国新聞社が伝えた。
海南仲裁委員会の施文(シー・ウェン)主任によると、海南仲裁裁判所は基本常設機関以外に海事仲裁センターと金融仲裁センターも設置して、海南省の海上経済・貿易、港湾運送業、海洋資源の開発利用を促進し、南シナ海の島嶼建設を後押しして、海南省の「海洋強省」建設を法治面から力強く保障するとともに、国際投融資に専門的で速やかな仲裁法律サービスを提供する。
施氏によると、海南仲裁委員会はすでに国際仲裁の専門家を招請しており、政府機関の立法文書起草、海南国際仲裁裁判所の仲裁規則制定及び早期公布・施行に助力する。仲裁裁判所の仲裁員管理方法、仲裁案件司法鑑定手続きなど案件の質と効率に関わる制度も改正・整備して、仲裁の国際化のニーズに適応したものにする。(提供/人民網日本語版・編集/NA)
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