北朝鮮の娯楽シーンにミッキーマウスやミニスカートの女性、「単なる変化であり変革ではない」―中国学者

Record China    2012年7月13日(金) 17時46分

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13日、「ミッキーマウスにミニスカートの女性、欧米映画の主題歌」―これらが北朝鮮の娯楽シーンに登場したことが世界に衝撃を与えている。

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2012年7月13日、「ミッキーマウスにミニスカートの女性、欧米映画の主題歌」―これらが北朝鮮の娯楽シーンに登場したことが世界に衝撃を与えている。中国・環球時報の報道。

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今月6日、北朝鮮の首都・平壌で行われた朝鮮牡丹峰(モランボン)楽団の公演では前出のような異例の演出がお目見えし、「ついに北朝鮮が開放へ向かうのか」と、海外メディアの好奇の目線を集めている。続いて12日、カンボジアの首都プノンペンで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム閣僚会議では、北朝鮮は1日で7カ国の首脳と会談を行うなど積極的な外交姿勢を見せており、「北朝鮮開放」をさらに国際社会に印象づけた。

しかし、仏紙ル・モンドは「これは、金正恩朝鮮労働党第一書記による国民へのプレゼント的なものに過ぎない」と一蹴。父(金正日)や祖父(金日成)と同じ手法で、“慈悲深く国民を気づかう国家指導者”を演出しているにすぎないという。北朝鮮問題に詳しい中国の学者・呂超(リュー・チャオ)氏も、環球時報に対して「現在認められるのは北朝鮮の変化であり、変革ではない。いずれにしろ、徐々に国際社会への歩み寄りを見せている点については、国際社会は温かく見守るべき」としている。(翻訳・編集/愛玉)

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