侵略者=日本人を倒す「尖閣」防衛ゲーム、Apple Storeが販売中止に―中国メディア

Record China    2012年7月13日(金) 7時8分

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11日、中国のゲーム会社が米アップルのiPad向けに発表したゲームソフト「保衛釣魚島」(尖閣諸島の防衛)が、販売中止になった。

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2012年7月11日、中国のゲーム会社が米アップルのiPad向けに発表したゲームソフト「保衛釣魚島」(尖閣諸島の防衛)が、販売中止になったことが分かった。上海のニュースサイト・東方網が伝えた。

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同ゲームは中国のゲーム会社が6月21日にiPad向けに発表したもの。発売からわずか6日間でApple Storeの無料ゲームランキングでトップ10に入るほどの人気を集めたが、11日、販売が中止された。その理由について、Apple Store側は何もコメントしていない。

日本人を「侵略者」に見立て、「侵略者を消滅させる快感が体験できる」のがウリ。冒頭の「日本政府は我々の釣魚島(尖閣諸島)を侵略しようと企んでいる」などの説明に加え、「日本鬼子」という日本人に対する最上級の蔑称を使い、「一致団結して釣魚島を防衛し、祖国の全領土を守り抜こう。釣魚島に上陸し、日本鬼子を全滅させよう」と呼び掛けている。

プレーヤーはさまざまな「必殺技」を使い、日本軍を撃退すればクリアとなる。全部で71あるステージには、中国が独自に命名した尖閣諸島を含む71の島と同じ名称を使用。BGMには中国の代表的な抗日戦争映画「地道戦」のテーマ曲が流れるという凝りようだった。

ただ、ネット上ではすでにさまざまな「パクリ版」が出回っており、相変わらずの人気を集めているもよう。記事によると、同ゲームのダウンロード数が最も多かった国は中国、米国、日本だった。(翻訳・編集/NN)

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