台湾の歴史教科書から「台湾独立」が消える?日本統治に関する表記も削除へ―香港メディア

Record China    2012年7月13日(金) 5時33分

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11日、台湾の邱毅中国国民党中央政治局常務委員は、中央委員会の席上で高校の歴史教科書から“不適切な箇所”を削除するよう提議し、これを馬英九総統が承認した。その“不適切な箇所”とは、「皇民化」「台湾独立」などと挙げられている。写真は台湾島。

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2012年7月11日、台湾の邱毅(チウ・イー)中国国民党中央政治局常務委員は、中央委員会の席上で高校の歴史教科書から“不適切な箇所”を削除するよう提議し、これを馬英九(ば・えいきゅう)総統が承認した。その“不適切な箇所”とは、「皇民化(日本の植民地政策における同化教育)」「台独(台湾独立)」などと挙げられている。香港・中評社の報道を中国の人民日報が伝えた。

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馬総統はこの「皇民化」「台独」などの表記について、「憲法に重篤な違反をしている」と、歴史教科書に関して初めて明確な見解を示した。また、現行の教科書に表記されている「実際は日本軍によって強制的に連行されたある女性が、自ら志願して従軍慰安婦となったとされている点」「清朝による統治時代、台湾島を“清朝領”と見なしている点」「清朝、鄭成功、日本、国民党による統治をいずれも“外来政権”と見なしている点」などを誤りと指摘している。

なお、今回の提議では「台湾と中国の歴史を併せて“本国史”とすべきだ」としており、これに関しても承認を受けている。(翻訳・編集/愛玉)

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