日本の「偽中華」、中国人はどう見ているのか

Record China    2018年7月27日(金) 11時20分

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中国メディア・参考消息網は26日、「日本のメディアが偽中華料理の秘密を暴く」と題する記事を掲載。日本にしか存在せず、中国人が全く知らない中華料理を紹介している。写真は天津飯。

中国メディア・参考消息網は26日、「日本のメディアが偽中華料理の秘密を暴く」と題する記事を掲載。日本にしか存在せず、中国人が全く知らない中華料理を紹介している。

記事は、日本経済新聞の記事を引用。日本人が普段、当たり前のように「中国発祥」と認識している料理があるとし、その代表的な例として「天津飯」を挙げた。記事は、「ご飯の上にカニの入った卵とあんかけをかける」「日本の中華料理店では安く提供されるメニュー」などと説明した。

そして、その起源については、「1910年に東京浅草の来々軒の店主が客のリクエストに応じて作ったのが始まりという説と、大阪の大正軒という店が天津のカニを使ってカニ玉を作り、ご飯に乗せたのが始まりという説がある」と紹介。いずれにしても、その料理自体は中国発祥ではなかった。記事ではこのほか、「天津甘栗」についても天津は実際には栗の産地ではなく、多くの日本人が誤解していると指摘している。

天津飯について、中国のネットユーザーからは、「天津生まれ天津育ちの私も天津飯なんて知らない」「オムライスみたいなもん?」といった声が寄せられた。

一方で、圧倒的に多かったのが「中国人が知らない?80~90年代生まれのほとんどが知ってるはず」「天津飯にはやっぱり餃子(チャオズ)。気功砲も追加で」「天津飯?聞いたことあるよ。それに、悟空、悟飯、悟天にベジータ、フリーザ、ピッコロもね」など、人気漫画ドラゴンボール」の登場キャラクターの名前として知っているという声だった。

この他、「もし日本に行くなら中国料理には手を出さない方がいい。特に日本人がやっている店の料理はひっくり返る」という声や、日本にいるユーザーから「ここ(日本)は偽中華が多過ぎる。特に麻婆豆腐麺は受け入れられない」といった声も寄せられている。日本人の口に合わせて作られた中華料理は、中国人にはあまり好まれないようだ。(翻訳・編集/北田

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