2012年7月9日、北朝鮮が間もなく中国に派遣する女性労働者は外国人との適度な交流が許されていることが分かった。シンガポール華字紙・聯合早報が台湾・中時電子報の報道として伝えた。

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北朝鮮では金正恩（キム・ジョンウン）体制になってから、「資本主義的」だとしてこれまでは禁じられていた女性のショートパンツや厚底靴、イヤリングが許されるようになったほか、携帯電話やファーストフードも楽しめるようになった。

女性の開放度が進んだともいえるが、一方で外貨稼ぎの道具としての働きも期待されている。「資金を美女に換えよう」というスローガンのもと、30万元（約375万円）を支払えば、国が選りすぐった美女と結婚できるという新たなシステムが海外メディアによって紹介された。

だが、北京の北朝鮮大使館は「そんなことは絶対にあり得ない」と否定。遼寧省丹東で国境貿易をしている李立（リー・リー）さんは「あからさまな金と女の交換ではなく、間もなく中国に派遣される女性労働者を美人ぞろいにした」と指摘する。しかも、適度に外国人と交流してもよいというお達しまで出ているという。（翻訳・編集/NN）