Record China 2012年7月8日(日) 11時59分
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6日、ロイター中国語版は記事「1店舗で2億1600万人の中国人にサービスするアップル」を掲載した。中国で大人気のアップル製品だが、直営店及び代理店の不足がブランドを傷つける可能性も指摘されている。写真は江蘇省のアップル専売店。
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2012年7月6日、ロイター中国語版は記事「1店舗で2億1600万人の中国人にサービスするアップル」を掲載した。
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iPhone、iPadの大ヒットにより中国市場でも成功を収めたアップル。今や同社の営業収入の20%は中国から稼いでいる。その一方で直営小売店であるアップルストアの展開は遅れており、中華圏でわずかに6店舗しかない。これはペンシルベニア州よりも少ない数であり、1店舗当たりで2億1600万人の消費者に対応する計算だ。
2年前、アップルは2012年末までに中国のアップルストア数を25店舗にまで拡大する方針を発表したが、現実はまったく追いついていない。同社が新規出店の場所を厳しく選定しているのが原因だという。
アップルはオンラインストアも展開しているが、多くの消費者は実物を確かめてから購入することを望む。アップルストアや正規代理店では需要には応えることはできず、非正規代理店が数を増やす要員にもなっているという。
コンサルティング企業Wolf Group AsiaのDavid Wolf氏は、直営店及び正規代理店の不足はユーザー体験に悪影響を及ぼし、中国人消費者のアップル製品への信頼を揺るがしかねないとリスクを指摘している。(翻訳・編集/KT)
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