2012年7月5日午後1時25分ごろ（現地時間）、日本・那覇空港から中国・上海へ向かう中国東方航空の航空機が管制官の許可を得ずに滑走路に進入する事態が発生した。これにより1，2分後に着陸を予定していたエアアジア・ジャパンの航空機が予定を変更せざるを得なかった。環球時報が伝えた。

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無許可で滑走路に進入した中国東方航空の航空機には27人のスタッフが乗っており、乗客は乗っていなかった。一方着陸間近だったエアアジア・ジャパンの航空機は8月に開通する成田―那覇区間に備え、テスト飛行を行っており、機内には国土交通省職員を含む関係者38人が搭乗していた。

今回の事態により負傷した者はいなかったが、日本の運輸安全委員会は重大事故を引き起こしかねない事態と判断し、那覇空港に3人の事故調査官を派遣して中国東方航空の関係者に事情を聴き原因を調べている。（翻訳・編集/内山）