強風による「列車脱線事故」、慰謝料20万元(約300万円)で合意―新疆ウイグル自治区ウルムチ市

Record China    2007年3月5日(月) 12時54分

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2007年2月28日、強い砂嵐に襲われ脱線事故を起こした、ウルムチ鉄道の列車事故処理作業が3月4日に終了した。死者3人の遺族に対して、政府鉄道部は20万元(約300万円)の慰謝料の支払いを決定、家族側もそれに合意した。

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2007年3月4日、強風によって脱線事故を起こした、新疆ウイグル自治区ウルムチ鉄道の列車事故処理作業が終了した。

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この列車事故は、2007年2月28日に発生。ウルムチ市とアクス地区を結ぶ列車5806便の走行中を強い砂嵐が襲い、その影響で列車が脱線、転覆した。事故当時の風速は13級(風速37.0〜41.4m/秒)と観測されており、列車の9両目から19両目までの計11両の車両が転覆。死者3人、重傷者2人を出した。

事故被害者側からの情報によると、政府鉄道部は死亡者の遺族に対して、20万元(約300万円)の慰謝料の支払いを決定し、遺族との合意に至ったという。列車事故による慰謝料は、1994年に制定された鉄道部規定で、「4万元(約60万円)から20.5万元(約308万円)まで」と定められている。また、ウルムチ鉄道局職員の個人寄付により、遺族に対して5000元(約75000円)ずつの見舞金が送られることも決定したそうだ。(編集・饒波貴子)

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