Record China 2018年7月19日(木) 14時20分
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18日、韓国・SBSによると、16日午後に韓国製ヘリコプター「マリンオン」が、離陸直後数秒でメーンローターが丸ごと外れる墜落事故を起こしたことを受け、マリンオンの母体となったヘリコプター「スリオン」の運航が停止された。写真は韓国軍。
2018年7月18日、韓国・SBSによると、16日午後に韓国製ヘリコプター「マリンオン」が、離陸直後数秒でメーンローターが丸ごと外れる墜落事故を起こしたことを受け、マリンオンの母体となったヘリコプター「スリオン」の運航が停止された。
記事によると、スリオンは6年の開発期間を経て12年から実戦配備された韓国初の国産ヘリコプターで、現在は軍以外に警察、消防、自治体などが目的に合わせて改造し約100台を運用している。
マリンオンが墜落事故を起こしたことを受け、韓国陸軍はスリオン90機の運航を全面停止した。また4機を救助用に導入していた警察庁と、山火事消火用に1機を導入していた山林庁も運航を停止したという。
記事は「スリオンは防衛事業庁主管で国防科学研究所やKAI(韓国航空宇宙産業)など国内180の機関が開発に関与していたという点で、今回の墜落事故は国内航空産業全体に衝撃を与えている」と指摘している。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「そもそもメーンローターが丸ごと外れるなんて事故、考えられない」「現実の話とは思えない」「こんな恥ずかしい事故、公表するな」「軍人を使って実証実験でもしているつもりなのか」など事故への批判の声とともに「韓国が飛行機やヘリを造るということ自体が間違い」「国産の限界だな」など国産に対する否定的な意見も寄せられた。
また「巨大な不正が隠れている兵器開発の現状を示している」「開発の問題というより、防衛産業不正の問題だろう」など不正問題に言及する意見も見られた。(翻訳・編集/三田)
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