2018年7月18日、韓国・聯合ニュースによると、日本政府の竹島領有権主張に反発し、韓国の市民団体代表が在韓日本大使公邸に卵を投げつける事件が発生した。

韓国警察によると、韓国の市民団体「愛国国民運動大連合」代表の男は同日午後2時20分ごろ、ソウル市内の日本大使公邸の壁に卵を投げつけた。男は、日本政府が「竹島は日本領」と明記した高校の新学習指導要領を予定より前倒して来年から適用するとしたことに抗議するため、日本大使公邸を訪れたという。

男は「日本の挑発は、韓国の領土を蹂躙する敵国のすること」とし、「日本は直ちに挑発を中止し、高校の教科書から独島（竹島の韓国名）に関する内容を削除しなければならない」と主張した。警察は男に対し、軽犯罪処罰法違反で罰金刑を科す方針という。

この報道に、韓国のネット上には「なぜ罰金？褒賞金を与えるべきだ」「無罪にしてあげて。国ができない正しいことをした人が損するのはかわいそう」「韓国警察は親日派？賞を与えるべき人をなぜ捕まえる？」「日本に何も言えない韓国政府よりはるかにかっこいい」「彼を国会議員に推薦する」「正直、卵1個は情けない。でも意思表示をした勇気は認める」など、男を擁護する声が相次いで寄せられている。（翻訳・編集/堂本）