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2日、中国新疆ウイグル自治区ホータン発ウルムチ行きの天津航空機で6月29日に起きたハイジャック事件で、犯人グループが乗員・乗客を道連れに飛行機もろとも爆破させるつもりでいたことが分かった。写真は取り押さえられる犯人。
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2012年7月2日、中国新疆ウイグル自治区ホータン発ウルムチ行きの天津航空機で6月29日に起きたハイジャック事件で、犯人グループが乗員・乗客を道連れに飛行機もろとも爆破させるつもりでいたことが分かった。環球時報が伝えた。
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記事によると、犯人グループの6人はいずれもウイグル族で、新疆ウイグル自治区カシュガル地区の出身。最少年齢は1992年生まれで、最高年齢は1976年生まれ。うち1人が身体障がい者のふりをして機内に金属製の杖を持ち込んだほか、マッチやライター、爆発物も持っていた。なぜ、それらを持ち込むことができたのかは現在調査中。
犯人グループは金属製の杖を折って複数の棒状にし、それを武器にして操縦席のドアをこじ開けようとした。その一方で、金属棒を乗客らに向けて振り回し、機内の設備を次々と壊していったという。さらに、手に持っていた爆発物にも火を付けたが、幸いにも爆発に至る前にたまたま乗客として乗り合わせていた警察官によって消し止められた。
操縦席も乗っ取れず、爆発物の引火も失敗に終わり、乗員や警察官らに取り押さえられそうになった時、6人は自殺を試みたという。いずれにしろ、機内にたまたま乗り合わせた警察官らのとっさの判断が、大惨事を防いだことになる。警察官の数は20人。機内の保安要員はもともと2人しかいなかった。(翻訳・編集/NN)
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