機体欠陥が頻発する韓国アシアナ、ネットから不安の声

Record China    2018年7月17日(火) 17時20分

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16日、韓国・JTBCによると、韓国の国土交通部が、最近5年で航空機の欠陥により空港に引き返した事例を調査した結果、アシアナ航空が68件で他の航空会社に比べて圧倒的に多いことが分かった。写真はアシアナ航空機。

2018年7月16日、韓国・JTBCによると、韓国の国土交通部が、最近5年で航空機の欠陥により空港に引き返した事例を調査した結果、アシアナ航空が68件で他の航空会社に比べて圧倒的に多いことが分かった。

記事によると、アシアナ航空は15日にもベトナムを出発する予定だった航空機のブレーキに故障が見つかり、運航中止を発表した。16日にはドイツから韓国の仁川に向かう航空機が、燃料システムの異常のため予定より4時間遅れて出発した。この影響で、同日に仁川から米ロサンゼルスに向かう航空機にも遅延が発生したという。さらに、8日には仁川を出発した航空機が、ロサンゼルスに向かう途中の太平洋上空でタイヤに問題が発生し、引き返すハプニングがあった。

これについて、記事は「機体の欠陥がここまで相次ぐと、構造上の問題を疑わざるを得ない」と指摘している。15日と16日に問題が発生した航空機は両方とも、アシアナの主力機種として導入されて2年も経っていないものだったという。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「機体の数に比べて路線の数が多過ぎる。航空機を酷使すれば、整備時間が不足するのは当然のこと」「アシアナに乗ったら、機体の老朽化が深刻だった」「待遇が悪いから、整備士が次々に辞めてしまうのだろう」「航空機購入後、1度でも運航を止めて整備したことはあるのだろうか?アシアナ機に乗るのが怖くなった」「最新機種で問題が発生しているということは、アシアナが整備士に対する教育や育成を怠っているということだ」などと指摘するコメントが寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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