中国人消費者に関する3つの誤解とは?―米メディア

Record China    2012年6月30日(土) 22時32分

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27日、米誌ビジネスウィークは、ブランド品経営者が理解すべき中国人消費者についての誤解を紹介した。写真はハーレーダビッドソン愛好家。

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2012年6月27日、米誌ビジネスウィーク(電子版)はブランド品経営者が理解すべき中国人消費者についての誤解を紹介した。29日付で環球時報が伝えた。

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誤解その1、中国人は自分の家の物にはお金を使わない

中国人は家の中の物にはお金を使いたがらないという意見がある。外の人に自分の地位を誇示できないから、家電は安い国産品を買うというのだ。しかし、調査によると、純資産50万ドル(約4000万円)以上の富裕層のうち、90%の人はより良い機能と技術を求めて海外ブランドの大型家電を購入すると答えている。

誤解その2、中国人はわかりやすいブランドが大好き

中国人は身分を誇示したがるが、資産1000万ドル(約8億円)以上の超富豪36人に対して行ったインタビューでは、大多数の人がルイ・ヴィトンのようなブランドは「普通すぎる」「わざとらしい」として欲しくないと回答した。本当に裕福な中国人は、すぐにブランドとわからないような、知る人ぞ知るような商品に向かっている。

誤解その3、中国人は体験を重視しない

中国人は、特別な体験をするよりも、お金を貯めておきたいものだといわれるが、この状況も急速に変わりつつある。富裕層の中国人は新しいことを試すことに非常に意欲的である。これにはプライベートジェットを操縦して世界のへき地で魚釣りをするといった冒険的なことや、豪華な旅行に参加することなどが含まれる。アウトドアも大変注目されており、その証拠にアウトドア用品の売れ行きが好調だ。様々な活動参加型のクラブも発展しつつある。ハーレーダビッドソンのクラブは中国に6つの支部を持つ。クラブのホームページには「ハーレーダビッドソンは生活スタイルを売っているのであり、バイクを売っているのではない」と書かれている。自分を誇示するのが目的ではなく、運転しながら沿道の美しい風景を楽しみ、心身が自由になる感覚を味わっているのだ。(翻訳・編集/中原)

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