2012年6月29日、中国・広東省広州市の高速道路でタンクローリーが爆発し、木材加工工場に引火した事故は、死者20人、負傷者14人にまで被害が拡大した。中国広播ネットが伝えた。

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29日午前5時30分ごろ（現地時間）、同市の高速道路を走っていたタンクローリーは大型トラックと衝突事故を起こした。これによりタンクローリーに積まれていた石油加工製品の液体が流れだし、爆発。さらに近くにあった木材加工工場に引火した。

犠牲者の多くは木材工場の作業員で、負傷者14人のうち、1人は重傷だという。当局は37台の消防車と230人あまりの人員を現場に派遣した。現在火は消し止められ、当局は犠牲者の身元確認を行っているという。（翻訳・編集/内山）