中華系ファーストフードがシェア獲得、海外進出も―シンガポール紙

Record China    2012年6月26日(火) 15時47分

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25日、中華系ファーストフードがシェアを広げている。近い将来、フライドチキンやハンバーガーばかりでなく、チャーシュー丼や餃子、豆乳が一般的になるかもしれない。写真は中国国内の中華系ファーストフード店。

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2012年6月24日、シンガポール紙サンデー・タイムズによると、中華系ファーストフードがシェアを広げている。近い将来、フライドチキンやハンバーガーばかりでなく、チャーシュー丼や餃子、豆乳が一般的になるかもしれない。25日付で環球時報が伝えた。

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中華系ファーストフードは近年、中国国内で急速に成長しており、一部の企業は国内シェアを獲得した後に海外市場への進出を図ろうとしている。英調査会社ユーロモニターによると、中国は都市人口が増加し、それに伴い生活スタイルが変化したことでファーストフードの需要が高まっており、中華系ファーストフードは2010年に収益率を16%増加させている。

中華料理人気の上昇や海外に居住する中国人が増えたことで、中華系ファーストフードの世界的な知名度も上がりつつある。ケンタッキーフライドチキンやピザハットを傘下に収めるヤム・ブランズも麺や米を使ったメニューが新たな市場を開拓するとみている。

しかし中華系ファーストフードチェーンの多くは、現状では利益の出しやすい中国の国内市場に重点を置いている。モルガン・スタンレーは中国経済の規模は今後10年で3倍に増え、2億人の中国人がファーストフードの消費主体に加わると予測しているが、中華系ファーストフードチェーン・郷村基の関係者は「中国人はやっぱり中華料理を好む」と話しており、今後の発展を楽観視している。(翻訳・編集/岡田)

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