Record China 2018年7月10日(火) 18時50分
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10日、中国メディアの環球網は、タイのプーケット島沖で5日に発生した中国人観光客40人以上が犠牲となったボート転覆事故に関連し、同国のプラウィット副首相が、中国のツアー運営会社を厳しく批判する発言をしたことについて謝罪したと報じた。写真はプーケット。
2018年7月10日、中国メディアの環球網は、タイのプーケット島沖で5日に発生した中国人観光客40人以上が犠牲となったボート転覆事故に関連し、同国のプラウィット副首相が、中国のツアー運営会社を厳しく批判する発言をしたことについて謝罪したと報じた。
プラウィット副首相は9日、事故は中国の違法なパッケージツアーが元凶だと発言。ボートを運航する会社経営者は中国国籍で、旅行団体側も、現地の気象当局が暴風を予想して出航を見合わせるよう警告したにもかかわらず無視したなどと説明していた。
これに対し、中国では「責任を中国になすりつけるのか」などと伝えるメディアもあった。
記事によると、プラウィット副首相は、自身の発言が中国で反発を招き、タイの観光業に悪影響を与えかねないことを懸念し、10日午前に記者団に対し、「不正行為と被害者への支援は別の問題だ。私の話に誤りがあったのなら謝りたい。私は実際、そのように報告を受けた。両者を混ぜようとしないでほしい」と釈明。「事故が起きたことを残念に思う。タイ政府は海軍を捜索・救援に向かわせた。負傷者や犠牲者への対応にも全力を尽くしている。事故調査委員会もすでに立ち上げられている」などと語った。(翻訳・編集/柳川)
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