Record China 2012年6月26日(火) 14時38分
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25日、年度末を迎えた中国では学生たちは受験シーズン真っ盛り。そんな中、満点に近い成績で、米国のイェール大学など6校の名門大学に合格したスーパー高校生が脚光を浴びている。
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2012年6月25日、年度末を迎えた中国では学生たちは受験シーズン真っ盛り。そんな中、満点に近い成績で、米国のイェール大学など6校の名門大学に合格したスーパー高校生が脚光を浴びている。学業での驚異的な成績ばかりでなく、塾に頼ることなく完璧に管理された学習スケジュール、豊かな趣味やクラブ活動の経験、さわやかなルックスなど、すべてを備えた高校3年生だ。
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湖南省の湖南師範大学付属高校に通う●士傑(ゴン・シージエ/●=「龍」のしたに「共」)くん。主に英語圏の大学に入学するために必要となるTOEFL(英語運用能力テスト)で120点満点中118点、その後に続く米国の大学統一入試・SAT(大学進学適性試験)の1次試験で2400点満点中2300点、2次試験で2400点の満点を出し、イェール大学、スタンフォード大学、ブラウン大学、シカゴ大学、デューク大学、コーネル大学の合格通知を手にした。最終的にはイェール大学を選択し、応用物理学を学ぶという。イェール大は彼に対して、年間6万ドルの奨学金を支給する。
彼のスゴイところはこれだけにとどまらない。実は、国内の最高学府と呼ばれる清華大学の自己推薦枠、そして中国の全国統一大学入学試験も並行して受験したのだ。なおかつ、学習塾に通ったことはなく「徹夜で勉強はしたことがありません」という。塾に行かない代わりに学校の授業にしっかりと集中。夜の自宅学習では常にきっちりとスケジュールを立て、勉強するときは真剣に、集中して効率を上げる。夜11時には就寝し、朝は6時半に起きるというルールは破ったことがないそうだ。3足のわらじを履いて受験に臨んだことについては、「3つの受験対策をどれだけバランスよく配分できるか、おもしろかった」と、まるでゲーム感覚だ。
彼のスーパー高校生たるゆえんはほかにもある。毎日、放課後に欠かさず1時間は趣味のバスケットボールに興じ、そのほかにも校内の音楽コンテストで優勝したり、ストリートダンスや演劇などクラブ活動をかけもちしたり、存分に学生生活をエンジョイしているのである。おまけにさわやかなルックス。ただのガリ勉くんでなない。やる気にさえなれば何でもできるということを教えられているようで、ただただ感服するばかりだ。(翻訳・編集/愛玉)
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