テニスのウィンブルドン選手権で日本の錦織圭が9日、ラトビアのガルビスに勝利し、自身初の8強に進出した。このニュースは中国でも報じられており、ネットユーザーから反響が寄せられている。

錦織は第1セットを4－6で落とすも、そこから7－6、7－6、6－1と3セットを奪い逆転勝利した。日本男子の8強進出は、松岡修造以来23年ぶり。

この快挙について、中国でテニス情報を伝える新浪網球（網球はテニスの意）は「第24シードの錦織圭が予選から勝ち上がったラトビアのガルビスに逆転勝利。初のウィンブルドン8強で、4大大会すべてで8強入りを達成した」と中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で伝えている。

中国のテニスファンからは、「亀亀（錦織の愛称）すごい」「私の錦織に“いいね”を」「偉大な勝利だ。難しい試合だった。第3セットはやきもきしたけど」「錦織圭のアジアトップの座はしばらく揺るがないだろう。他の選手とはすべての面で違う」「これで少なくとも（世界ランク）トップ20には戻れるだろう」「中国では、もしかするとあと100年たたないと、彼に匹敵する選手が出てこないんじゃないか」といったコメントが寄せられた。

この他、錦織がスポンサーのユニクロのウェアを着用していたことから、「ユニクロが最大の勝利者」という声も少なからず上がっていた。（翻訳・編集/北田）