日本サポーターはごみ拾い、イングランドサポーターはイケア店内で大騒ぎ=中国で話題に

Record China    2018年7月9日(月) 10時10分

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9日、サッカーW杯ロシア大会の準々決勝で、スウェーデンに2−0で勝利したイングランドのサポーターが、興奮のあまりスウェーデン発祥の家具量販店「イケア」のロンドンにある店舗で大騒ぎしたことが、中国でも話題になっている。写真は中国のイケア店舗。

2018年7月9日、サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会の準々決勝で、スウェーデンに2−0で勝利したイングランドのサポーターが、興奮のあまりスウェーデン発祥の家具量販店「イケア」のロンドンのストラトフォードにある店舗で大騒ぎしたことが、中国でも話題になっている。

中国メディアの毎日経済新聞は8日、「日本サポーターは敗戦後にごみ拾い、イングランドサポーターは勝利後にイケア店内で大騒ぎ」との見出しで、イングランドサポーターが店舗内の家具の上で飛び跳ねるなどして大騒ぎする動画を紹介。決勝トーナメント1回戦でベルギーに惜敗した日本のサポーターたちが、涙を流しながらもいつも通りごみ拾いしてスタジアムを後にし称賛されたことと対比して「あまりにも大きな違いだ」と報じた。

中国ではイングランドのプレミアリーグや代表チームの人気が高いこともあり、ネット上ではイングランドサポーターの行動について「残念なニュースだ」「勝利を喜ぶのは構わない。だが秩序を乱してはいけない」などの声が挙がっていた。

また1次リーグの試合でスウェーデンに敗れた韓国でイケアの不買運動が起きたことから「どこの国も大差ない」という反応もあった。

ほかに、ユーロ2016でロシアサポーターとイングランドサポーターが暴動を起こした事件に触れ、「イングランドとロシアの対戦が実現しなかったことは幸いだ」とする意見も出ていた。

中国では都市の美観と風紀を損ねる者を取り締まる「城管」と呼ばれる治安要員の市民に対する横暴ぶりが問題となっているが、これに関連し「英国に城管はいないのか?」という声もあった。(翻訳・編集/柳川)

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