炭鉱事故を目撃し精神障害に、労働者が炭鉱企業を告訴―北京市

Record China    2012年6月24日(日) 13時37分

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22日、北京晩報は記事「事故を目撃した炭鉱労働者が精神障害に、補償求め炭鉱を告訴」を掲載した。原告は事故を目撃したことで精神障害になったとして労災の認定を求めたが、裁判所は訴えを却下した。写真は北京市房山区の炭鉱事故と負傷者。

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2012年6月22日、北京晩報は記事「事故を目撃した炭鉱労働者が精神障害に、補償求め炭鉱を告訴」を掲載した。

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王武(ワン・ウー、仮名)さんは北京市房山区の炭鉱で働く労働者だった。1978年、坑内の事故で同僚の腕がつぶれる事件を目撃し、精神障害を患った。5カ月の入院を経て仕事に復帰したが、事故以来、おかしな発言や行動をするようになったという。

2009年に書類棚を持ち上げようとしてけがをし入院したが、その際に頭部軟部組織損傷による精神障害と診断された。王さんは1978年の事故が原因だったとして医療費や賠償金など計17万元(約217万円)を求めて炭鉱を告訴した。

裁判所は「労災保険条例」に基づき、事故を目撃したことによる精神障害は労災とは認められないと判断。原告の訴えを却下した。(翻訳・編集/KT)

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