中国人の西洋人への見方に変化、原因は経済成長と中国批判報道―米メディア

Record China    2012年6月22日(金) 6時48分

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20日、米メディアはこのほど、中国経済の成長による自信と西側の中国批判報道が中国人の西側諸国に対する見方をマイナス方向に変えたと報じた。写真は上海の米国ビザ取得代行会社。

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2012年6月20日、環球時報によると、米国のニュースサイトPolicymicは18日、中国経済の成長による自信と西側の中国批判報道が中国人の西側諸国に対する見方をマイナス方向に変えたと報じた。

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中国では西洋人は長きにわたって好ましい評価を受けてきた。特に米国人は、アップル社が存在し、映画「タイタニック」を制作した国という理由だけで。しかし、ここに来て中国人の西洋人に対する見方が変化してきた。米国人に対しても、ある種の恨みさえ抱くようになってきた。その理由は、中国に芽生えた自信と西側メディアによる一方的な中国批判にある。

最近数年、中国は自信に満ちあふれている。その原因の1つには、著しい経済成長が中国人の自信を高めていることが挙げられる。さらに、08年の金融危機以降、欧米経済が失速したにもかかわらず、中国は2ケタの成長を維持したことにもある。

中国人が西洋人に対し恨みさえ抱くようになった2つ目の理由には、西側メディアによる中国に対する批判報道がある。多くの中国人から見ると、西側メディアは中国のある一面のみを報道し、近年の中国の大きな進歩を無視している。西側メディアのこうした報道姿勢に加え、中国社会が徐々に自信を深めている状況が、中国人の西洋人に対する見方をより慎重にさせている。

多くの中国人は中国がさまざまな問題に直面していることをはっきりと理解している。しかし、改革には時間が必要であり、西側メディアが常にアピールする必要はないと感じている。

中国には多くのプラス面の事柄があるにもかかわらず、外国メディアに取り上げられることは非常に少ない。中国は西側諸国のように幅広い報道チャネルを確保しているわけではないため、中国に関する報道はどれも同じようなものばかりになってしまう。こうした状況を改善するため、西側は中国との対話を拡大し、現代の中国をより全面的に描写する努力をしなければならない。(翻訳・編集/HA)

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