Record China 2018年7月6日(金) 13時20分
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6日、封面新聞は、タイ・プーケットで5日午後に起きたボート転覆事故について、当時の荒波を体験した中国人女性のコメントを伝えた。写真はプーケット。
2018年7月6日、封面新聞は、タイ・プーケットで5日午後に起きたボート転覆事故について、当時の荒波を体験した中国人女性のコメントを伝えた。
央視新聞の6日の報道によると、現地時間5日午後5時45分ごろ、プーケット島沖で多くの中国人観光客が乗るボートが暴風雨に遭い、転覆事故を起こした。これまでに1人の死亡が確認されており、多数の行方不明者も出ている。
こうした中、封面新聞が伝えたのが、「さっき体験したことを思い出すと恐ろしくなる」とのコメントとともに小さな船が波に揺れる画像をSNSに投稿した李さんの話だ。李さんによると、当日の日中の天候は悪くなく、シュノーケリングを予定していた李さん家族はプーケット島から12キロほど離れた島に向かったそうだ。
しかし、午後4時半ごろ島の天気は急変し、暴風雨が発生。島にいた観光客らはそれぞれの船に駆け戻り、李さんの乗る船はプーケット島に向けて出航したが、船長は当初、付近の島に避難することも考えたという。李さんは当時の状況について「船の高さ以上の波で、船体は90度ほどの角度で揺れた」「みんなが手をつなぎ合っていて、若い人はお年寄りや子どもたちを気遣っていた」と話しており、記事は李さん一家が救命胴衣を着て身を寄せ合っていたことや、船が3時間以上かけてようやく安全な場所にたどり着いたことも報じている。(翻訳・編集/野谷)
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