大きな一歩を踏み出した「神舟9号」、地上では分離パーツの回収に大忙し―陝西省楡林市

Record China    2012年6月18日(月) 11時17分

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16日午後7時20分(現地時間=以下同)、中国・陝西省楡林市の麻黄梁村で「神舟9号」のペイロードフェアリング(空気抵抗や熱からロケットを保護するために装着されるパーツ)のパーツが発見された。

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2012年6月16日午後7時20分ごろ(現地時間=以下同)、中国・陝西省楡林市の麻黄梁村で「神舟9号」のペイロードフェアリング(空気抵抗や熱からロケットを保護するために装着されるパーツ)のパーツが発見された。中国新聞社が伝えた。

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「神舟9号」は中国初の女性宇宙飛行士が搭乗していることも大きな話題となっており、昨年9月に打ち上げた無人宇宙実験室「天宮1号」と初の有人ドッキングを行う。ドッキングが成功すれば、米国ロシアに続き、有人ドッキング技術を確立した3番目の国となる。

16日の午後6時37分ごろに甘粛省酒泉市の酒泉衛星発射センターから発射が成功した「神舟9号」のペイロードフェアリングは、13分後に陝西省楡林市に落下したのが確認され、その後回収班は同市の村でペイロードフェアリングのパーツを回収した。パーツは長さ2mで重さは約200kgあったという。

また、同日の午後10時までに「神舟9号」から分離したパーツは同市の4つの村であわせて11個見つかり、ペイロードフェアリングに設置されていたブラックボックス(磁気記録装置)も発見された。ブラックボックスは技術者により回収され、残りの分離パーツについては現在も捜索中である。(翻訳・編集/内山)

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