中国の江蘇省泰州市でこのほど、小学生ほどの子どもがクレーンゲームの景品取り出し口に潜り込み縫いぐるみを盗む事件が発生した。7月2日付で現代快報が伝えた。

6月28日、補充したばかりの縫いぐるみが大量になくなっている上に、取り出し口の板が破損していることに気付いた店の責任者は監視カメラを確認し、男の子が縫いぐるみを盗む一部始終を目の当たりにした。

男の子は同じ方法で巨大な縫いぐるみを何個も盗み、その際に取り出し口の板を壊してしまった。その後、監視カメラで子どもの行方を追った警察は、子ども2人の母親を見つけ出すことに成功。母親らは、「当時店の別の場所にいた。まさかクレーンゲームの中に潜り込んで悪さをするとは思わなかった」と語っている。保護者は店への弁償として500元（約8300円）を支払ったという。（翻訳・編集/内山）