聯想がルクセンブルク国際銀行の買収を終了―中国メディア

Record China    2018年7月4日(水) 5時50分

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パソコンや周辺機器などの製造販売を主力業務とする聯想集団(レノボ)の持ち株会社である聯想控股が2日までに、ルクセンブルク国際銀行(BIL)の買収を終了した。

中国メディアの新浪によると、パソコンや周辺機器などの製造販売を主力業務とする聯想集団(レノボ)の持ち株会社である聯想控股が2日までに、ルクセンブルク国際銀行(BIL)の買収を終了した。聯想控股はBILの株式(株主権)の89.936%を取得した。ルクセンブルク政府が従来通り、9.993%を保有し続ける。

聯想控股の柳伝志董事長(会長)はBIL買収を、聯想集団が2004年にIBMのパソコン事業を買収して以来の、集団全体が国際化の道を歩む過程においての大きな一歩と説明したという。柳会長はBILについて、実力があり評価の高い総合銀行と説明。「顧客が中心」「健全な発展」という考え方は聯想と共通しているとの考え方を示した。

BILの設立は1856年。新浪よると、総資産は238億ユーロ(約3兆60億円)で、2017年の粗収益は5億5300万ユーロ(約71億円)、純利益は1億1700万ユーロ(約15億円)だった。

買収に際して、経営陣の交代は行わない。聯想のBIL買収は、6年間をかけて進められたという。聯想控股の戦略的投資は、IT、金融サービス、消費とサービスの刷新、農業と食品、新素材の5つの分野を対象にしている。(翻訳・編集/如月隼人

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