2018年7月2日、フィギュアスケート男子シングルで五輪連覇を達成した羽生結弦の国民栄誉賞受賞に際して、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）では、ある日本企業のアカウントに祝福と「お願い」のコメントが寄せられている。

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羽生は同日、首相官邸で行われた表彰式に黒のはかま姿で登場。安倍晋三首相から表彰状と記念の盾を受け取った。

安倍首相は最近、羽生が出演した「殿、利息でござる！」を偶然見たといい、「羽生さんが出てるって知らなくてですね、この殿様役の人ずいぶん羽生さんに似てるなあと思ったんですね。それくらい演技がうまかったのかなあと思います。歌舞伎役者かと思いました」と声をかけると、羽生は「いえいえ」と照れ笑い。今後について聞かれると、「まずは試合にいくつか出て、自分が達成したこと、達成したい技、いろいろまだありますので、そちらを優先して自分の体を磨きつつ頑張っていけたらなと思います」と語った。

羽生の国民栄誉賞授与は中国でも大きな絶賛を集めているが、そうした中、羽生が所属する全日空（ANA）の微博アカウントも「羽生結弦選手が最年少で、しかもフィギュアスケートの選手として初めて国民栄誉賞受賞者になったことを見ることができて、とても光栄です。おめでとう、羽生結弦。これからもっと素晴らしいパフォーマンスに期待しましょう！」とツイート。

これに対して、羽生のファンからは「おめでとう！永遠に愛しています」「おめでとう、ユヅ！ANAさん、今後もよろしくお願いします」「おたくの社員さん、本当にすごいですね」「貴社の社員は本当に優秀だ」といった絶賛や祝福のコメントの他、「国民栄誉賞受賞を祝して、日本行きの特別価格のチケットを販売してくれませんか？」「羽生をデザインしたラッピング機をつくってくれませんか？」といった「お願い」も多数寄せられている。（翻訳・編集/北田）