南米ガイアナの空港建設、世銀ブラックリスト入り中国企業が建設か―地元メディア

Record China    2012年6月12日(火) 16時52分

拡大

11日、南米ガイアナの首都ジョージタウンの国際空港建設事業について、「ジャグデオ前大統領との“密約”により、世界銀行のブラックリスト入りした中国企業が受注していた」と伝えられ波紋を呼んでいる。写真は中国交通建設の周紀昌会長。

(1 / 4 枚)

2012年6月11日、環球時報によると、南米ガイアナの地元メディアは9日、首都ジョージタウンの国際空港建設事業について、「ジャグデオ前大統領との“密約”により、世界銀行のブラックリスト入りした中国国営建設会社が受注していた」と伝え波紋を呼んでいる。

その他の写真

問題となっている国際空港を受注した建設企業・中国港湾工程の親会社・中国交通建設は09年1月、世銀の汚職・腐敗企業ブラックリストに掲載。09年から17年まで世銀の資金援助を受けた道路・橋建設事業の受注を禁じられている。一方、ガイアナの地元メディアは9日、昨年11月の総選挙前、ジャグデオ前政権が中国側と“密約”を交わし、同空港事業の受注を認めたと報じた。

内外の批判を受け、ジャグデオ前大統領は現政権に対し、契約の破棄と違法行為の有無について調べ、中国政府の見解を求めるよう促した。(翻訳・編集/AA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携