台湾技術協力のホンジュラス発電所建設現場に翻る中国の五星紅旗―台湾

Record China    2012年6月9日(土) 13時38分

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8日、環球網は記事「台湾の『友好国』ホンジュラス、五星紅旗を掲揚=民進党陣営は実質的な国交断絶と指摘」を掲載した。台湾の技術協力で建設される水力発電所だが、中国本土の資金が使われ、建設現場には五星紅旗が翻っているという。ホンジュラスの資料図。

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2012年6月8日、環球網は記事「台湾の『友好国』ホンジュラス、五星紅旗を掲揚=民進党陣営は実質的な国交断絶と指摘」を掲載した。

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台湾紙・中国時報によると、台湾野党・民進党の蔡煌琅(ツァイ・ホアンラン)立法委員はホンジュラスの水力発電所問題を取り上げた。民進党の陳水扁(ちん・すいへん)政権期に水力発電所建設に3億ドル(約241億円)の援助を決めていたが、後に技術援助のみに変更された。結局、中国本土の資金援助で水力発電所は着工されたが、着工式典には中国本土代表が出席。現場には五星紅旗が翻っていた。実質的な中華民国との国交断絶にあたると批判している。

台湾外交部の董国猷(ドン・グオヨウ)次長は抗議後、五星紅旗は撤去されたと説明。ホンジュラスとの関係は安定していると反論した。建設資金は確かに中国本土から提供されたが、援助ではなく商業的融資だという。(翻訳・編集/KT)

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