2018年6月24日、参考消息（電子版）によると、ロサンゼルス・タイムズがこのほど、あるネット配信ショッピングサービスが話題を呼んでいると伝えた。

【その他の写真】

SNSを通じてライブ配信しながら商品を紹介していくという「ShopShops」では、視聴者が商品について質問したり、要望を出したりし、それに応じるのもすべてリアルタイムで行われる。記事では、「次世代のQVCテレビショッピング」と伝えられている。

25歳の中国人留学生は週5回ライブ配信を行っているが、中国と米国と間にはかなりの時差があるにもかかわらず、多くの視聴者が配信を見てコメントのやりとりをしたり、スタンプを送ったりしている。

この女性は「みんなクレイジーだわ。誰も寝ていないんだもの」と話すが、こうした直接のやりとりを伴う売買手法は中国人にとってはごく自然なもので、消費者の購入欲を満たしやすいのだという。

なお、中国ではすでにネット取引・販売が実店舗の売り上げを上回っており、ボストン・コンサルティング・グループの調べでは、2016年に中国の消費者がネットを通じて消費した額は7500億ドル（約82兆円）に上り、米国と英国を合わせた額をも上回っている。（翻訳・編集/岡田）