Record China 2007年3月1日(木) 19時36分
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開催まで後1年5か月となった「北京オリンピック」。大会を飾る花火の開発が現在進行中だ。責任者は南京理工大学花火科の潘教授で、2007年2月28日には打ち上げ実験が行われた。その花火は、星の中に五輪マークが浮き出る、美しい花火だった。
2007年2月28日夜、江蘇省南京市にて、「2008年北京オリンピック大会開幕式」で使用される花火の、打ち上げ実験が行われた。
当日午後6時半頃、この花火を開発した南京理工大学花火科の研究生や、製作担当の花火工場従業員が集合し、発火準備を始めた。今回打ち上げられた花火は、直径36cmの球形で、中には小さなチップが入っていた。そして発火操作はもちろん、爆発時間や花火の形など、すべてコンピューター操作で行うとのこと。
この日、実験は成功。発火後、星の中にオリンピックの五輪マークが見事に浮き出て、担当者一同大喜びだった。
南京理工大学花火科の潘功配(パン・ゴンペイ)教授は2006年末、北京五輪組織委員会からの要請により、オリンピック大会の花火担当責任者になった。彼の説明によると、今までの打ち上げ花火の成功率は、90%以上とのことだ。そして、この日打ち上げた花火以外にも、まだいくつも種類があるという。オリンピック当日に打ち上げられる花火はまだ決定していないが、「この日美しく輝いた五輪マークの可能性が高い」、と潘教授は話していた。(編集・饒波貴子)
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