Record China 2018年6月23日(土) 18時20分
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環球網は21日、アリペイの日本の交通システムへの進出について、日本メディアが「中国の巨人が攻めてくる」と評したと紹介する記事を発表した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真はアリペイ。
環球網は21日、支付宝(アリペイ)の日本の交通システムへの進出について、日本メディアが「中国の巨人が攻めてくる」と評したと紹介する記事を発表した。
アリペイは、中国の都市部におけるモバイル決済による交通システムの支払いサービスを始めている。21日にはオリックスが、アリババ側などと提携し、沖縄のモノレール線である「ゆいレール」の自動改札にて電子決済サービスのアリペイを使う実証実験を22日に始めると発表した。
中国のモバイル決済サービスが日本の交通システムに進出するのは初めて。環球網は「日本メディアが強烈な反応を示した」と紹介した。
同件について、中国のネットユーザーからは「70年以上前に日本は中国を侵略した。ついに中国が反撃する時が来た」「黒船来襲ですね」「すごいぞ、わがアリババ」などのコメントが寄せられた。また、「進撃の巨人か?」「日本メディアは、紙メディアもネットメディアも、2次元的な感じ(画面を思わせる情報伝達)が濃厚だ」という意見もあり、アニメが盛んな日本らしい報道の仕方だと感じたユーザーが多かったようだ。
一方で、「これは始まりに過ぎない。中国は14億人がアリババにとらわれている。日本も時間の問題だ。その時には、日本人の行動から衣食住の好み、生活レベルなどのプライバシーまで全てビッグデータとして分析されるのだ。ゲームは始まったばかり。君たちはもうすぐ恐ろしい経験をすることになるが、われわれはすでに経験しているのだ」と、“アリババ支配の恐ろしさ”を示唆するコメントもあった。(翻訳・編集/山中)
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