中国が世界の航空会社に「台湾」の表記変更要求、応じぬ会社に批判拡大―中国メディア

Record China    2018年6月22日(金) 13時30分

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21日、新華国際によると、中国が世界の航空会社に対し、台湾を中国の一部として表記するよう求めている問題で、中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官は19日の定例記者会見で「中国の民族意識を尊重し、求めに応じるべきだ」と述べた。

2018年6月21日、新華国際によると、中国が世界の航空会社に対し、台湾を中国の一部として表記するよう求めている問題で、中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官は19日の定例記者会見で「中国の民族意識を尊重し、求めに応じるべきだ」と述べた。

中国民航局は4月下旬、世界の航空会社44社に対し、「一つの中国」の原則に基づき、台湾を「中国台湾」と表記するよう要求。従わない場合、中国の法律違反として処分すると表明した。これを受け、日本航空(JAL)と全日空(ANA)もホームページ上の表記を「中国台湾」に変更。エア・フランス、ブリティッシュ・エアウェイズ、独ルフトハンザなどが求めに応じて表記を変えた。

しかし、ユナイテッド航空やデルタ航空大韓航空アシアナ航空、エア・インディアなど一部の航空会社は表記を変えていない。これを受け、中国のネットでは「米国の航空会社にどんな罰を与えるだろう。おざなりに済ませば、他の国から弱い者いじめとのそしりを受けかねない」「米国や日本、韓国、インドなどに制裁を科す勇気があるのか。お手並み拝見だ」「米国はいいとして、韓国も訂正させられないとは」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/大宮)

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