北京の男子大学生の間で「整形」が流行！？　その背景は就職難―北京市

2007年2月28日、広西省柳州市の第三中学校で、就職説明会が行われた。この説明会の参加企業は200社にものぼり、そして約2万人の参加希望者が殺到するという、大規模な説明会となった。だが、会場は2万人もの人数を収容できず、多くの学生は階段に座りながら待機する状況になったという。

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日刊紙「新華毎日通信」の報道によると、最近北京市の男子大学生の間では、就職のために「整形」するケースが増えてきたという。ある整形美容外科は、「大学生の患者のうち30％は男性だ」と話す。そしてその整形を希望する男子学生の多くは就職活動に不安を持った学生で、自信をつけるためにハンサムな顔に変身し、就職活動に参加するという。

その動きについて、「このような男子大学生の整形は、大学卒業者の就職難を反映している。特に一部の企業は、成績よりも顔などの容姿を採用の優先条件にしている」と、企業採用の実態を、ある学校関係者が指摘していた。（編集・饒波貴子）