山陰沿岸には発達した雷雲 きょう火曜は大気の状態が非常に不安定 山陰や中国山地沿い中心に突風や落雷・急な強雨に注意 中国地方に「突風と落雷に関する情報」発表 気象庁【30分ごと降水シミュレーション】 07-09 08:20
SEVENTEENから誕生した新ユニットJEONGHAN X WONWOO、「THE FIRST TAKE」初登場! 07-09 08:15
街の中を泳ぐ“魚の群れ”に濁った水の上に浮かぶ乗用車も 「店が冠水してしまった…どうしよう」中国で豪雨被害相次ぐ 07-09 08:03
xikers旋風巻き起こす! K-POP第5世代のスーパールーキー 来月7日新曲ひっさげ日本デビュー 07-09 08:01
SNSで話題の『氷タンフル』の正体とは!コンビニの冷凍フルーツが進化!?今すぐできる話題のスイーツに挑戦 07-09 07:52
【社説】小池氏3選の都知事選 政党への不信、直視せねば 07-09 07:50
初の五輪に挑む河村勇輝…八村塁と渡邊雄太が合流後、さらに「プレーの精度を上げる」 07-09 07:43
酒井貴士「人生で一番怖い」「死んだかと思った」中国の“最恐絶叫アクティビティ”崖登り&悪魔のブランコに挑戦! 07-09 07:35
韓国代表新監督は「裏切り者」…“見捨てられた”古巣が激怒 わずか48時間で発言撤回 07-09 07:34
宇宙育種で「とげのないトゲナシ」が誕生―中国 07-09 07:34

<レコチャ広場>日本円と人民元の直接取引開始で得をするのは誰だ?―中国

Record China    2012年5月31日(木) 21時6分

拡大

29日、日本円と人民元の直接取引が6月1日から始まることを受け、中国の名門、復旦大学経済学院の孫立堅副院長が「中日通貨の自由取引の実施は誰にとって有利なのか?」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。写真は日本円と人民元。

(1 / 8 枚)

2012年5月29日、日本円と人民元の直接取引が6月1日から始まることを受け、中国の名門、復旦大学経済学院の孫立堅(スン・リージエン)副院長が「中日通貨の自由取引の実施は誰にとって有利なのか?」と題した記事を中国のブログサイト・網易博客に掲載した。以下はその内容。

その他の写真

人民元が米ドル以外の通貨と直接取引するのは、これが初めてだ。日中両国は米国にとって最大の債権国であり、米国や欧州は東アジアの外貨準備高やそれが支える経済力にかなりの関心を寄せている。米国が力を入れるTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の枠組みも東アジア経済の重要性をはっきりと示している。

中国は東アジアにおける協力体制において主導権を握り、有利なチャンスを活かして自らの金融体制を強化する必要がある。国際通貨システム改革は実体経済の発展を軸とした人民元の国際化を進めるはずだが、この大きなチャンスを逃してしまえば、中国は今後このことで深く嘆き悲しむことになる。

注意すべきは今回の日本円と人民元の価格メカニズムは、顧客がマーケットメーカーと売買を行う相対(OTC)取引になるという点だ。中国企業にとっては取引コストの低下というメリットがあり、対日投資熱が高まるだろう。日本の対中貿易における輸出超過もある程度は改善されると思われる。中国政府にとっては、東アジア金融協力の推進と人民元の国際化が図れるといったメリットが大きい。

人民元と日本円のレートの動きは今後どうなるか。短期的には以下の2つの相反する力がそれを決定づけるといえる。(1)為替リスクがなくなることにより、日本製品の中国における価格競争力が向上。日本の対中貿易の輸出超過による人民元切り上げ圧力が緩和される。(2)リスク回避の円買いが強まる中、ギリシャ問題の悪化や欧州情勢の不安定化といった事態になった途端、瞬く間に円高が進む。

地域通貨の先導者として中国の貨幣政策はさらなる自律性と金融システムの透明化が求められるだろう。中国にとって、これは諸刃の剣になる。人民元がアジアの基軸通貨に選ばれるかどうか、まずはこの地域の決済通貨になれるかどうかがカギになる。金融危機でドルの地位が揺らいでいる今こそ、人民元による決済ネットワークを広げるべきだ。米国も当時、第2次大戦で英国の決済ネットワークが崩壊したすきに世界の舞台にのし上がったではないか!(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携