黄河流域最大の淡水湖は悲鳴を上げている!近代化による汚染拡大で―内モンゴル自治区

Record China    2012年5月31日(木) 7時10分

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29日、中国・内モンゴル自治区バヤンノール市ウラド前旗にある中国の8大淡水湖の1つである「烏梁素海」に大量の黄色い苔が繁殖している。当局は、第12次5カ年計画の期間中に同湖の水質改善に力を注いでいくと話した。

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2012年5月29日、中国・内モンゴル自治区バヤンノール市ウラド前旗にある中国の8大淡水湖の1つである「烏梁素海」に大量の黄色い苔が繁殖している。一財ネットが伝えた。

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同湖は90年代から水量が減る一方で都市部からの汚水や工業廃水の流入が増加していた。そのため湖の生態は著しく悪化し、富栄養化が進行した。この事態は黄河の供水の安全をも脅かしている。

「烏梁素海」は黄河流域で最大の淡水湖でもあり、その面積は約300平方キロメートルに達する。同湖で発生した苔は実に54平方キロメートルに上り、水鳥の生息環境に大きく影響している。水質が著しく悪化した湖の水面にはゴミや死んだ魚の死骸などが浮かんでいた。

この事態に対し当局は、第12次5カ年計画(2011〜2015年)の期間中に同湖の水質改善に力を注いでいくと話した。(翻訳・編集/内山)

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