名酒「五粮液」の名前を空港に?中国初のケース、実現するか?―四川省宜賓市

Record China    2012年5月25日(金) 15時33分

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24日、“名酒の郷”と呼ばれ、中国を代表する蒸留酒「五粮液」の産地である四川省宜賓市に建設予定の新空港の命名案について、宜賓市が見解を発表した。写真は五粮液。

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2012年5月24日、“名酒の郷”と呼ばれ、中国を代表する蒸留酒「五粮液」の産地である四川省宜賓市に建設予定の新空港の命名案について、宜賓市が見解を発表した。英公共放送BBC電子版(中国語サイト)の報道。

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五粮液とは文字通り、小麦・米・トウモロコシ・コーリャン・もち米の5種の穀物を用いて作られる蒸留酒。四川省南部の宜賓市で宋代(960〜1279)ごろより製造が始まった。現在ではマオタイ酒に次ぐ、中国第2の蒸留酒と位置づけられている。

国内外に知られる名酒を産するが、それ以外にはとくに特性も持たない内陸の小都市である。年内に着工する新空港に「宜賓五粮液空港」と命名すれば、宜賓市の知名度も上昇するほか五粮液の宣伝にもなるということで、市政府は乗り気だ。もしもこの案が通れば、中国国内で初めて商品名を冠した空港が誕生する。空港は3年以内の完成を予定し、2020年には年間80万人の利用を見込んでいる。(翻訳・編集/愛玉)

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