Record China 2018年6月18日(月) 16時40分
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18日、中国紙・環球時報(電子版)は、モンゴルの首都ウランバートルで15日まで開かれていた国際会議について「北朝鮮代表の日本と中国のそれぞれの代表に対する態度が明らかに異なっていたことが分かった」と報じた。資料写真。
2018年6月18日、中国紙・環球時報(電子版)は、モンゴルの首都ウランバートルで15日まで開かれていた国際会議について「北朝鮮代表の日本と中国のそれぞれの代表に対する態度が明らかに異なっていたことが分かった」と報じた。
記事はまず、日本の共同通信の報道を引用。日朝の政府当局者は14日に短時間接触し、日本側は日本人拉致問題における日本政府の原則的な立場を伝えたが、北朝鮮側は冷ややかな対応に終止したと伝えた。
共同通信がモンゴル外務省関係者の話として伝えたところによると、北朝鮮代表団の一人は14日、「日本が提起する内容は今の(米朝対話など)良い流れを阻害しかねない」と語ったという。拉致問題に対する拒否反応とみられる。
共同通信は、北朝鮮が派遣したのは外務省のシンクタンク、軍縮平和研究所のキム・ヨングク所長らで、同研究所は主に対米関係を扱っているとされ、拉致問題を含む対日関係への専門性をもって接触した可能性は低いと伝えている。
記事はこうした日朝政府当局者の接触を伝えた上で、テレビ朝日の報道を引用し、「会議の前後には、北朝鮮の出席者が中国やヨーロッパの出席者らと名刺を交換したり、和やかな雰囲気で話し込んでいた。日本政府関係者はその様子を後ろからじっと見ていた」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)
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